――今月の内容――
・7/5 町家構造学
・7/19 四方差
「第12、13回心町家建築塾」 二方差しの作業を終え、四方差しに入る前に、京町家の構造について座学を通じて確認しました。ここで得た知識を意識して四方差しに取り組みます。
第12回では、京町家の構造について座学を行いました。京町家が一列三室型でできているという導入から、それによる大黒柱と小黒柱の位置、建て方の順番(側壁、蓮台等)や、大黒柱と小黒柱の構造と役割について学びました。さらに、なぜ町家が倒れないのか、実際倒壊するとすればどこからどんな順番で崩れていくかシミュレーションしました。今回の座学で今まで行ってきた作業が町家のどこで使われているのかが確認できました。次の四方差しに向けてよりイメージが掴めたと思います。
[座学の様子]
第13回では前回までの二方差しのチェックの後、四方差しに取り組み始めました。まだ二方差しが綺麗にキュッとはまる生徒は少数でしたが、それぞれ課題が確認できたようでした。これから四方差しの作業が始まりますが、二方差しの反省と座学で学んだことを意識して頑張っていきましょう!
[二方差しのチェック]
[四方差しの説明]
[次回予定] 追掛、金輪継 試験 昇丸太、丸太母家、ヒカリ、台持継手
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