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心町家塾だより11月

――今月の内容―― ・11/7 座学、仕口・継手


[参加理事]内藤朋博、亀井敏樹



「第4回心町家塾大工コース」  今回も前回と同様、左官塾生と合同で授業を行いました。その後、前回墨を付けた鎌継の刻みを行いました。


前回は左官塾生と一緒に竹小舞を組みましたが、今回はそこに土を塗っていく荒壁付けの工程を体験しました。土の準備と大方の塗り付けは左官生徒に任せ、仕上げを少し触らせてもらう程度の体験だったのですが、左官塾生の仕上げには遠く及ばず、まっすぐな壁を作る事の難しさを学ぶには十分な体験でした。また、左官塾生の様子を見て、竹小舞の際に意識した工夫が荒壁付けのやりやすさに繋がっていることにも気づくことができました。今後竹小舞の仕事があっても自信を持って取り組めそうです。

写真1「荒壁の体験」

午後は、鎌継の刻みを行いました。前回学んだ継手の本質を意識して丁寧に刻むことができていたと思います。比較的単純な技術である継手を学んだ後は、より複雑に入り組んだ技術を学んでいきます。これまで覚えてきた墨付け、刻みの意識は忘れずに、着実にできることを増やしていければと思います。

写真2「鎌継の刻み」

[次回予定] 12/5 ササラ、側柱、人見胴付



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