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心町家塾だより8月(左官一期)

「第4回心町家塾左官コース」

――今月の内容―― ・8/8 木屋町現場調査、壁めくり

[参加理事]内藤朋博、亀井敏樹、梅村竜久、市場友貴



木屋町にある実際の町家を触る機会を頂けたので、手始めに壁めくりを行いました。生徒全員が1つのゴールに向けて協力し、チームワークが向上しました。また、NHKの番組スタッフが見学にいらっしゃいました。

 今回は、木屋町にある町家をお借りして、壁めくりの作業を行いました。足場の上の方がかなり蒸し暑い中、マスクとヘルメットで安全管理をしながらの作業でしたが、こまめに水分補給を取ることで最後まで乗り切りました。壁めくり自体は皆経験があったのでスムーズに進みましたが、柱を傷つけずにめくる方法や「貫伏せ」という工法を行うための綺麗なめくり方など、細かい技術を知って勉強になったようです。

写真1「現場の様子」



 昼からは、壁めくりで出た土壁のガラを捨てる作業でした。埃と汗だらけになりながら皆で掃除・片付けを行い、少しずつチームワークが出来てきていることも実感できました。この1日は、生徒たちの距離が縮まったという意味で、とても重要な1日だったと思います。この調子で1年半、皆で楽しく左官を学んでいければと思います。


写真2「壁めくり」

[次回予定] 10/17 竹小舞(倉庫)











2021/08/08 

心町家塾 左官コース 第4回講習


「現場調査・壁めくり」



今回の授業は、ご協力いただいているО邸(どんどん焼けで焼けなかった町家)の、火袋(台所の高い場所)壁を塗り直す為、既存壁を落とす作業を行いました。

練習だけでなく、実際に現場を見て作業することはとても大切です。


高所作業(足場の上)なので、ヘルメットを着用し、土埃が充満する中、マスク(防塵等)を付けての作業です。高気温でしたので、皆、汗だくになりながら作業しました。

壁を落とすといっても、適当にするわけではありません。何度となく塗り直しされている壁の、どこまで落とすかを注意し、確認しながら落としていきます。

今回は、落とした壁土を土嚢袋に入れ、掃き掃除をして終えました。 授業の中で個人練習をし、技術を向上させ、来春、火袋の中塗り(本番)へ臨みたいです。 亀井左官店  亀井 敏樹

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