「第6回町家建築塾」 第6回では今までの講義で作成した作業台を用いて、ササラ梁、側柱の胴付差口作業を行いました。第七回では引き続きササラ梁、側柱の胴付差口を完成させ、後半からはそれよりもサイズの大きい人見梁を進めていきました。
今月からは、かなり実践的な内容に入ってきており、工程や形も複雑でレベルの高いものへ進んでいきました。仕口の柱を寸法通りに刻んだり穴をあけたりすることも大変で、少しの誤差で差し合わせる際にズレや歪みが生じたり、少しきつく差し込んでしまうなど苦戦している様子でしたが、一進一退を繰り返して進んでいるように感じました。
今まで通り講師の方々の実演を見てから、実際に木材を刻んでいくという流れは変わらないですが、生徒たちの作業するスピードは初めよりも確段に速くなっているように感じます。また使用する木材を選ぶ順番をじゃんけんで決めるなど、全員の仲が深まっていて非常に良い雰囲気の作業場でした。
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